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owncloud clientがパスワードを入力できなくなったので対応

環境

owncloud-client.x86_64 2.5.0.10650-10213.1 @isv_ownCloud_desktop
CentOS Linux release 7.5.1804 (Core)

症状

owncloudのデスクトップ向けクライアントをアップデートしたらパスワードを始めキーボード入力全般を受け付けなくなった。
なお、マウス右クリックやGUI上のボタンによる操作は可能。

対処

issueが上がっていた。

関連するissueも見るとバーチャルキーボードの設定で、(redhat系だと?)QT_XKB_CONFIG_ROOTの設定がされていなのが問題とのこと。(コマンドラインからクライアントを起動するとエラーメッセージが見れるっぽいが未確認)

確認すると設定なし。

[yoshitake@localhost ~]$ env|grep QT_XKB_CONFIG_ROOT
[yoshitake@localhost ~]$ 

bash_profileに追記

export QT_XKB_CONFIG_ROOT=/usr/share/X11/xkb

一旦ログアウトして再ログインでなおった
source ~/.bash_profile からのclientをGUIで再起動では反映されなかった。(書きながら考えたらXWindowのレベルでリロードしないといけない。)

ownCloudの設定(docker-compose+cifs/netshare) 失敗

※こちらは(多分)NASの権限設定周りの問題でうまく動きませんでした。

dockerのcifsボリュームマウントはできたのでdocker-composeにてownCloudの設定。

データディレクトリはボリュームプラグインでマウントしているNAS(Cifs)

ownCloudの前面にnginx-proxyとjrcs/letsencrypt-nginx-proxy-companionを使ってSSL化しているのでそちらがらみの設定もあり。(青字部分)

/var/www/html/dataのパーミッションがおかしくなっていたので確認中。
->別件のトラブル起きたので後回し(飲みながらやってたら、NASマウントしたままrm -rfをしてしまった。。。)

docker-volume-netshareを起動するときにuid,gidは指定しないといけなかった。また、NAS側のユーザがパーミッション与えておかないといけない(よう)だが、NASの設定があまりうまくいかないのでownCloudのデータボリュームとして使うのはあきらめた。
(ownCloud初回アクセス時に、パーミッションとオーナーを書き換える処理が走るが、既存のNAS設定と共有してうまく走らせるのは厳しかった)

 


version: ‘3.1’

services:

owncloud:
image: owncloud
restart: always
ports:
– 80
environment:
      VIRTUAL_HOST: ホスト名
      LETSENCRYPT_HOST: ホスト名
      LETSENCRYPT_EMAIL: Lets’sEncliptの連絡先
networks:
– default
      – mydcproxy_default
volumes:
– nasvolume:/var/www/html/data

mysql:
image: mariadb
restart: always
environment:
MYSQL_ROOT_PASSWORD: パスワード
networks:
– default

volumes:
nasvolume:
driver: cifs
driver_opts:
share: 192.168.1.n/path
domain: ドメイン名
dirMode: 770
fileMode: 660

networks:
  mydcproxy_default:
    external: true