日別アーカイブ: 2018年10月21日

owncloud clientがパスワードを入力できなくなったので対応

環境

owncloud-client.x86_64 2.5.0.10650-10213.1 @isv_ownCloud_desktop
CentOS Linux release 7.5.1804 (Core)

症状

owncloudのデスクトップ向けクライアントをアップデートしたらパスワードを始めキーボード入力全般を受け付けなくなった。
なお、マウス右クリックやGUI上のボタンによる操作は可能。

対処

issueが上がっていた。

関連するissueも見るとバーチャルキーボードの設定で、(redhat系だと?)QT_XKB_CONFIG_ROOTの設定がされていなのが問題とのこと。(コマンドラインからクライアントを起動するとエラーメッセージが見れるっぽいが未確認)

確認すると設定なし。

[yoshitake@localhost ~]$ env|grep QT_XKB_CONFIG_ROOT
[yoshitake@localhost ~]$ 

bash_profileに追記

export QT_XKB_CONFIG_ROOT=/usr/share/X11/xkb

一旦ログアウトして再ログインでなおった
source ~/.bash_profile からのclientをGUIで再起動では反映されなかった。(書きながら考えたらXWindowのレベルでリロードしないといけない。)

we did not send a packet, disable method

環境

OpenSSH_7.4p1 Raspbian-10+deb9u3, OpenSSL 1.0.2l 25 May 2017
(手元のラズパイしばらく更新していなかったのでこの後更新しました)

事象&対策

sshの設定をしたが失敗したのかつながらない。
ssh -vvvv 接続先
とデバッグモードで出力したが以下の様にあまり参考になるメッセージはででていない。

debug1: Authentications that can continue: publickey
debug2: we did not send a packet, disable method
debug1: No more authentication methods to try.
Permission denied (publickey).

調べなおしたら、authorized_keysに転記するときに最初の一文字目がコピペミスで消えていた。
他に、ファイルのパーミッションエラーでも同じメッセージらしい。

結論として、sshのデバックメッセージで役に立つ情報が出なかったら、一つ一つ設定を見直していった方が速い。