キットの組み立て方はこちらから(MHZ19Cも同一手順)
M5StackとCO2センサーモジュールMHZ19Bを使って通信機能を詰め込んだCO2センサーを作成した。一応1000ppm警告のLEDも付いている。使える通信(と表示)は以下。
- もとから付いている画面
- シリアルでのPC等へのUSB経由出力
- Wifi経由の出力(サーバになる、2.4G回線のみ)
- bluetooth出力
画面とシリアル出力は常に起動。Wifiとbluetoothは起動時に選択した場合のみ。
画面はこんな感じ。
シリアル出力はこんな感じ。teraterm等で確認するのが楽かも。転送速度は9600。Windows用のCO2閲覧ソフトでも(これに限らずJSONできたら)みられる用にする予定。
[yoshitake@localhost ~]$ stty -F /dev/ttyUSB0 raw 9600
[yoshitake@localhost ~]$ sudo cat /dev/ttyUSB0
{"CO2":402}
{"CO2":401}
WifiはM5Stack起動時にAボタン(画面向かって左側)が押されていたら起動。繋がった際に画面にipアドレスが出力されるのでそのアドレスにアクセスするとJSONが返ってくる。192.168.1.15がM5StackのIPだとするとhttp://192.168.1.15/で値がJSONで返却される。呼び出し元のページがあるとIoTなこといろいろできる。なお、Wifiに10秒以上つながらなかったら設定モードに入る。設定はスマホアプリのESPTouchというものを使用。英語だけれどもパスワード入れさえすれば動く。注意点はスマホのWIFIが2.4Gのアクセスポイントに繋がっていないといけない。
bluetoothは起動時にBボタン(画面真ん中)が押されていたら起動。CO2Sensorという名前のデバイスが現れるのでそちらに接続すると数値のみが定期的(いまは6秒)で送られる。AndroidであればSerial Bluetooth Terminalというもので取り敢えず値がとれる。
なお、起動後にAボタンとCボタン(画面向かって右側)を長押しするとキャリブレーション(今の濃度を400とみなして基準値のリセット)を実行する。「日光の当たらない場所(できれば夜間)」で「20分以上きれいな外気」にあててから実行する。補正する為の比較対照が無い状態でも通常±50ppm以内には収まる。
ソースはこちら
ハードはM5StackBasicとこちらのキット。